先日 YouTube のショート動画を何気なくみていて、ちょっと気になったものがありました。
インタビュア―が初老の男女に声を掛けます。
Interviewer: Excuse me. Are you happen to be a couple?
Woman: Yes. We've been married for 35 years.
実は丁寧に質問したいとき、失礼にならないように何かを聞きたいときに "happen to" を使うと良いのです。
「もしかしてカップルでいらっしゃいますか?」「はい、もう結婚して35年になるんですよ」
もしこのインタビュアーが "Excuse me. Are you a couple?" ときいたら無視されていたかもしれません。
"Do you happen to know Mr. Jones?" (ひょっとして Mr. Jones をご存じ?)
"Did you happen to see my smartphone?" (もしかして私のスマホ見かけなかった?)
つまり、柔らかく「どうなのか」「どうだったのか」を聞きたいときに使うと良いのです!
では肯定文ではどうなの?と思われますよね。肯定文ではちょっと意味が違ってきます。
"I happened to see Lucy at Macy's yesterday." (昨日偶然 Macy's で Lucy にあったわ)
"I happened to find out he was still single. You've got a chance!" (たまたま知ったんだけれど、彼独身よ。チャンスあり!)
そうですね。肯定文では「偶然~する」「たまたま、期せずして~する」という意味です。
こんな風に "happen to" が使えたら、皆さんのコミュニケーション力もググっとアップしますね。
Good luck!
