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No thank you

"No thank you." ― 「そんなの知っていますよ!いつも使っているし。英語の基本じゃないですか。」

と思われた方が多いのではないでしょうか?

実はここにちょっとした落とし穴が... ネイティブは基本的に "No thank you." は使わないのです。

友人宅に招かれて、"Would you like some more coffee?" と言われて、"No thank you."

仲良しに、"We're having a karaoke party.  You want to come?" でも気が乗らなくて、"No thank you."

こんな風に使っていませんか? "Thank you." がはいっているから対寧な断わり方と思っていませんか?

"No thank you." は強い表現です。言われた相手は傷つくことがあります。

25年以上前のことです。アメリカンスクールのバザーで高校生に催し物のチラシを差し出されました。

もうもらっていたものだったので、思わず "No thank you." と言ってしまい、とても雰囲気が悪くなったことがあります。

その高校生の怒った顔が今でも忘れられません。とても傷ついてしまったのでしょう。

そんなときは、"I'm fine.  Thank you." または "I'm good.  Thank you." と言いましょう。

これは日本語では「あ、大丈夫です。ありがとう。」にあたります。

言葉はコミュニケーションの道具。上手に使って、ネイティブとも良い関係をつくってくださいね!

 

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